沖縄県民、その他沖縄を愛する全ての方々へ

高校野球、興南勝ったねー昨日ねーイヒヒ☆
（すみません。どうやら今日は偏りのある日記に仕上がってます）

このベガスからも熱い声援送りました。私のジンクス（観戦しちゃうと負ける）はどうやらアメリカには届いてない模様です。

勿論うちの母は見てるの知ってるので、早速実家の家族にもメールで観戦報告です。どうやらサウナの中のテレビで応援してたらしいですよ。のぼせるのも無視しながら熱く応援してたんだろうなー目に浮かぶ・・

私なんてまだまだ甘ちゃんで、数年に一度思い出しては見るくらいのエセですが、ウチナーンチュ（沖縄人）の甲子園にかける思いは皆さんが考えてる以上に本当に凄いです。この時期はどの学生、一般サラリーマン、公務員、政府管轄機関の皆さん夢中になります。会社と言えどテレビが置かれたり、高校時代にバイトしてたファーストフード店にもテレビが設置されて皆で応援してました。

それは元を辿っていけば戦後の時代になりますが、半分外国であった当時のウチナーンチュはパスポート片手に海を越え戦いに行きました。勝つ事は出来なかったんですがその彼らが持ち帰った勝利品である甲子園の砂は、外国からの土という事で検疫にひっかかり海に捨てられてしまったのでした。
これはお勉強の出来ない私のようなウチナーンチュでも誰でも知ってる語り継がれるお話です。そういった背景から甲子園で戦うというのは凄く意味のある事なのです。
後、昔聴いた話では開催地の人達の協力もあって、本土に来るのが困難な沖縄の人達の為に応援楽器隊も用意して下さった・・といった事も耳にしました。ありがたいお話です。ちなみに私は沖縄が日本に復帰した翌年に生まれました。

私がまだ小さい頃、今でこそチョッチュネーで有名になってる具志堅さんの防衛戦では街中・・いや、それこそ島全体で夢中で応援しました。うちも又例外ではなく、近所の人達や親戚全員が一緒に大声を上げてました。それこそ回を増す毎にその勢いは止まらなかったのを覚えてます。試合後のウチナー丸出しの訛りにヒヤヒヤする意味不明な会話・・もう涙流しながら笑いました。本人も気がついてなくてしかも一生懸命だからこれがおかしい！あんなに体も細く、その強さとは対照的な日本人なのに通訳の必要な見た目アフロの彼は当時の沖縄県民が誇る、チョッチュなスーパーヒーローでした。

それまではマイナス的要素があった沖縄が、テレビでウチナーンチュなんてありえない感じだったのが、ある意味彼の活躍が始まって今のような位置づけが出来たように思います。

このネット蔓延る時代に生まれてきて感謝してます。一昔前ならこんな事ありえんかったのにさ。

前聞いたおばーちゃんの話なんですが、外国に嫁いだその昔、船便で沖縄から送って頂いた荷物の中にあった、沢山のクシャクシャになった新聞紙にアイロンをかけて綺麗に伸ばして何度も読んだ・・というお話がありました。しかもそう滅多に荷物も頻繁には来ないので何年もその新聞の切れ端を読み返し大事にしてたそうです。涙ですね・・・。

そんな先輩方には大変申し訳なんですが、今の私は新聞の活字の半分もきっと読めませんです。お勉強ね・・昔っから嫌いだったので今物凄く反省してます。こんなダメ人間を作らない為にもこのブログは反面教師にして行きたい所存であります( ｀･ω･´)ゞ < 敬礼!!